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特殊人孔常時・耐震検討ソフト / 常時検討

概要   独自機能による計算結果出力   搭載プログラム一覧   計算結果の総括及びチェックリスト  


■概要

本ソフトでは、特殊人孔設計に関する常時・耐震基本プログラムを15種類以上搭載し、設計対象構造に合わせた形状・境界条件・あるいは開口部照査も可能な様に、任意に選択組み合せが出来る様配慮しております。 さらに、計算フローの内に耐震計算も組み込まれているため、常時、地震時算定結果に矛盾が生じた際には自動的に整合を図る機能の他、いずれの結果も計算根拠を明確に示せる様、図表の添付やチェックリスト表等も出力出来ます。
特殊人孔に関する基本型は次の3タイプ用意し、入力作業省力化を図っています。なお、各タイプ共に別途搭載プログラムからの選択が可能です。
   

タイプ タイプ1 タイプ2 タイプ3
モデル 板計算
横方向フレーム
縦方向フレーム
用途 一般的な人孔構造物で、全面を板とみなす場合 特殊人孔の平面形状に比べ著しく高さH寸法が長く、横方向にみたラーメンとして考えるべき構造。この場合側壁厚や鉄筋量が深さ方向に変化する。 扇形人孔等BOXタイプ形状で、寸法Lが比較的長い構造。
平面形状 長方形 長方形、円形 -
使








頂版
底版
・4辺固定長方形板
・4辺単純支持長方形板
・3辺固定1辺自由長方形板
・2辺固定2辺自由長方形板
・片持ち梁
・4辺固定長方形板
・4辺単純支持長方形板
・周辺固定支持円板
・周辺単純支持円板
箱形ラーメン
妻壁側については4辺固定長方形板
側壁 ・4辺固定長方形板
・3辺固定1辺単純支持長方形板
・3辺固定1辺自由長方形板
・単箱ラーメン
・2箱ラーメン
・リング
中段スラブ ・3辺固定1辺自由長方形板
・片持ち梁
・2辺固定2辺自由長方形板
タイプ1と同 タイプ1と同
計算要領 特殊人孔の大半はこのタイプに属するが、頂版、側壁、底版の各面に対し入力した形状・境界条件に応じた板計算を行う。尚、側壁には流入管等、面形状に対し比較的大きな開口が生じるケースがあり、これを考慮した計算を行う基準等にも見られるが、本ソフトでは、一度開口の無い板として計算をし、別途『開口部検討』として項目を設け検討をする。
この場合、境界条件等の考え方については自治体によって異なるケースが多い為、選択できる境界モデルケースの種類を数多く用意し、スムーズな対応が可能となる様工夫している。
常時決定後、『下水道施設耐震計算例』に準拠した耐震検討を行い、整合を図る。
人孔側壁縦方向を一定間隔(10cm)で繰返しフレーム計算し、(偏圧考慮も可)壁厚や配筋変更位置を初期設定条件(例えば中段スラブ上面位置や4〜5mピッチで変更指定)決定後『下水道施設耐震計算例』に準拠した耐震計算を行い、常時計算結果との整合を図る。
尚、頂板、底板、中段スラブについては入力された形状及び境界条件に準じて計算できる他、タイプ1と同様側壁部開口について別途計算できる様配慮している。
頂板、側壁、底板は、箱形ラーメンとして算定。
妻壁側については、4辺固定板として考える


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■独自機能による計算結果出力

本ソフトには、計算結果一覧とは別に人孔縦方向を一定間隔で自動計算する独自機能があり、これにより横方向フレーム計算結果を縦方向に並べた形で出力出来ます。(カラー出力も可能)
これにより、圧縮・引張域の位置が明確になる上、さらに、別途出力で配筋諸元が全て示されている組立参考図と合わせて見る事で、これまで不明確であった任意開口の位置計画や、配筋図作成のチェックリストの一つとしても御利用頂けます。



配筋組立参考図出力例

縦方向応力図(横方向フレーム)



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■搭載プログラム一覧

項目 プログラム種別


板計算 長方形板 ●4辺固定
●3辺固定1辺自由
●4辺単純支持
●2辺固定2辺自由
●1方向板
円板 ●周辺固定支持
●周辺単純支持
ラーメン 箱型 ●単箱ラーメン
●2箱ラーメン
その他 ●片持ち梁
●リング

(社)日本下水道協会
『下水道施設耐震計算例』
●現場打ちマンホール(矩形)
●現場打ちマンホール(円形)




常時計算 ●許容応力度法
耐震計算 ●許容応力度法
●終局限界状態設計法

※版計算は『建築構造大系11巻 平板構造』に準拠



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■計算結果の総括及びチェックリスト

特殊人孔設計においては板構造物やフレーム等の計算モデルや形状も異なるため、配筋図作成時あるいはチェック時において、計算結果と図面との整合が非常に煩わしいものになり、時としてミスを誘発するケースもあります。
そこで本ソフトでは、様々な図表による表現で計算結果を総括出力する他、計算書とは別にチェックリストを設ける等の設計者の立場にたった配慮をしています。
等分布荷重時4辺固定スラブの応力図(ν=0)

     


断面力総括表の参考図として用いる右図各ポイントは、各スラブのおよその最大発生点を示しています。したがって、例えば頂版が4辺固定支承として計算されているケースでは側部中央にあるF3、F4、W3、W4はY方向上側に移動する等、別途に示す断面力結果表にリンクしています。

最大断面力発生点
(全面4辺固定支持版の場合)




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